中高校生が第一線の研究者を訪問
「これから研究の話をしよう」

第7回
植物は血縁を見分ける!?
自他識別能力の農業への応用

第1章 フィールド見学

三田国際高等学園中学校・高等学校の今村さん、佐藤さん、田村さんが訪れた場所は、東京都西東京市にある東京大学生態調和農学機構です。30ha以上の広大なフィールドには、耕地(作物用の畑、稲作用水田、果樹栽培用の樹園地)や、緑地、林地の他に、温室などが配置されています。それぞれの場所の特性を活用して、生態系と調和を考えた農学における統合的な教育研究を進めています。早速3名は、深野先生の案内で、フィールドの中を見てまわりました。

広いフィールドの中を丁寧に解説してくれる深野先生

温室の中には理学部から預かっている様々な植物があります。

網の奥に植わっている果樹はこの時期葉を落とし、春に芽吹く準備をしています。

植物栽培用の堆肥も農場内で作ります。発酵中の堆肥の内部は80℃ほどにもなります。

小麦畑の前で実験の説明を受ける生徒たち。マメ科植物である大豆を植えた後の土地と植えていない土地とで、小麦の育ち方がどのように変わるかを研究しているそうです。ドローンを使ってデータを取ることもあるそうです。

まだまだ草丈の低い小麦畑をバックに集合写真