中高生と“いのちの不思議”を考える─生命科学DOKIDOKI研究室

生命科学なんでも質問箱 生命科学のみんなの疑問に答えるコーナーだよ!

  • ウイルスに感染して発症して治癒しても、ウイルスはからだのどこかに棲み続けているのですか? 例えばヘルペスウイルスでは、そのようなことがいわれますが、インフルエンザウイルスはどうですか。

インフルエンザは、野生の鳥を自然宿主として腸内にいる

ヒトのヘルペスウイルスは感染すると終生、神経細胞内に潜伏しています。免疫力が低下したり破綻するとウイルスは細胞内で増殖を始め、ウイルスは皮膚でさらに増殖しながら感染を拡大し、その結果、ヘルペスの症状が現れます。

一方、インフルエンザは、野生の鳥を自然宿主として腸内にいます。大部分の鳥は病気を発症せず、あるいは発症しても軽微な程度で、鳥から鳥へ感染を繰り返しながら宿主と共存しています。

これが突然変異により、家畜(豚や家禽)を通じて、ヒトの呼吸器への感染性を獲得すると、ヒトインフルエン ザとして流行します。一方、家禽(鶏等)の呼吸器への感染性を獲得すると、高病原性インフルエンザを起こし養鶏産業へ甚大な被害を与えます。

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