中高生と“いのちの不思議”を考える─生命科学DOKIDOKI研究室

生命科学なんでも質問箱 生命科学のみんなの疑問に答えるコーナーだよ!

  • 一卵性双生児は、最初は見分けがつかないけれど、高校ぐらいになると、親しくなくとも見分けがつくぐらい顔や雰囲気が違い、性格も異なってきます。DNAは同じで、育つ環境もそれほど違わないのに、なぜ性格などが違ってくるのか教えてください。

環境の影響による

基本的には一卵性双生児とはいえ、考え方や性格の違いは環境の違いによると考えられています。では一卵性双生児の性格はどれだけ似ていて、どれだけ違うか、この学問分野として「双生児法」というものがあります。

これは性格が、遺伝と環境のどちらに支配されているのかを一卵性双生児間の類似性や二卵性双生児間の類似性を調べることで、遺伝情報がどの程度性格などに影響を及ぼすかを調べるものです。簡単に言うと、一卵性双生児と二卵性双生児の間に差があるとき、または一卵性双生児の間で差がないときは遺伝の影響を受けていることになり、逆に一卵性双生児と二卵性双生児の間に差がないとき、または一卵性双生児間で差があるときは環境の影響を受けていることになります。

生活歴の異なる一卵性双生児でも、極めて類似している場合からあまり似ていない場合までさまざまです。体格、癖、無意識行動、趣味、趣向は遺伝性が強く出ており、かなり似ています。

この研究に関するHPは下記のようなものがありますので、参考にしてください。

慶應義塾双生児研究
東京大学教育学部附属中等教育学校「双生児研究」
(update:2011.10.13)

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