中高生と“いのちの不思議”を考える─生命科学DOKIDOKI研究室

生命科学なんでも質問箱 生命科学のみんなの疑問に答えるコーナーだよ!

  • めずらしい血液型とは、どういうことなのですか。世界で数人しかいない血液型はあるのですか。

AB型のRh(-)より珍しい「ボンベイブラッド」

一般的なABO式の血液型を考えてみましょう。血液型の分布は日本人の場合A型が一番多く38%、O型が30%、B型が22%、AB型が一番少なく10%となっています。

血液型の起源はその型によって違います。一番最初の血液型はO型で、これは原始の血液型です。人類は狩猟によって生活をしていた時代で、抗原、抗体などというものは要らなかったのでしょう。

約2万5千年前にA型の血液型が生まれ、何らかの理由で抗原、抗体を持つようになりました。生活様式の変化か、農耕民族になってからといわれています。定住するようになって種を守るため、異種の血液に対して免疫力が強くなったわけです。

さらに約1万年前にB型ができ、発祥地はヒマラヤとされています。AB型はこれらの混血であり、アジアを中心に広まりました。

このABO式の血液型でめずらしい血液型もあります。それは「ボンベイブラッド」と呼ばれるものです。Oh型とよばれ、現在の人類に進化する以前の型といわれています。日本では、ごく少数にしか見られない非常に珍しい血液型です。インドのボンベイ地方に比較的多く見られることから、ボンベイの血とよばれています。日本ではこの血液型の人は数十人しかいないとされ、少ないとされるAB型のRh(-)でさえ2000人に一人はいるわけですからいかに少ないかがお分かりになるでしょう。(update:2012.11.28)

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