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中高生と“いのちの不思議”を考える─生命科学DOKIDOKI研究室

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中高校生が第一線の研究者を訪問
「これから研究の話をしよう」

第5回
生物の機能を活用した、
新しい原理で動く機械の開発

国立研究開発法人理化学研究所
生命機能科学研究センター
集積バイオデバイス研究ユニット
ユニットリーダー

田中陽先生

アイデアをどう実現させるかを考え抜こう!

神戸市立
六甲アイランド高等学校
自然科学研究部

  • 吉岡初花

  • 太畑花菜

  • 都藤晴香

生命科学分野の研究において、MEMS (Micro Electro Mechanical System; メムス)という工学技術が取り入れられるようになってきました。生き物の細胞レベルの大きさに合わせた、マイクロメートルクラスの微小な構造物を作ることが可能な技術です。理化学研究所の田中陽先生は、この技術を使って、生き物の仕組みを活用した、まったく新しい原理で動く機械の開発を目指し、研究しています。今回は、イトマキヒトデの腕の再生をテーマに研究している六甲アイランド高等学校の3名の生徒が田中先生を訪問し、研究のメカニズムや考え方について、お話を伺いました。
(取材日:2018年7月28日)

INDEX

PROFILE

国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター
集積バイオデバイス研究ユニット ユニットリーダー
田中 陽(たなか よう)

大阪府出身。東京大学大学院工学系研究科にて、博士号取得(工学)。マイクロ・ナノ加工技術や分析技術、材料技術をベースとした次世代生物実験デバイスや生命機能利用デバイス開発に取り組んでいる。2011年より現職。

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