中高校生が第一線の研究者を訪問
「これから研究の話をしよう」

第9回
ウイルスの一生を視る

長崎大学感染症共同研究拠点
感染病態研究分野 人材育成部門長
教授(薬学博士)

南保明日香先生

視る視る分かる!謎解きの決め手はビジュアライズにあり。

長崎県立
南高等学校

  • 八幡 紗矢

  • 宮上 陽向

  • 松竹 絢音

ウイルスが引き起こすさまざまな感染症。日本ではインフルエンザが毎年のように流行し、感染を防ぐための対策が取られていますが、高齢者を中心に多くの方々が亡くなっています。一方、海外でも重篤な感染症が発生。最近、世界を震撼させたのが出血性感染症「エボラウイルス病」です。こうした状況を打破しようと、世界中のウイルス研究者が日々研究に取り組んでいます。今回ご登場いただくのは、エボラウイルスなどを研究対象とし、ウイルスの一生の可視化に取り組んでいる長崎大学感染症共同研究拠点の南保明日香教授。研究室を訪問したのは地元・長崎県立南高等学校の皆さんで、エボラウイルスを中心にお話を伺いました。(取材日:2019年8月23日)

PROFILE

長崎大学感染症共同研究拠点
感染病態研究分野 人材育成部門長
教授(薬学博士)
南保 明日香(なんぼ あすか)

茨城県出身。1999年、北海道大学大学院薬学研究科修了。博士(薬学)。北海道大学遺伝子病制御研究所助手、ウィスコンシン大学マディソン校アシスタントサイエンティスト、北海道大学大学院医学研究院准教授などを経て、2019年3月より現職。「ウイルス関連疾患の制圧を目指した感染機構の分子基盤の解明」で第24回(2019年度)日本女性科学者の会奨励賞を受賞。本研究では、ヒトに疾患を引き起こすEpstein-Barrウイルス(EBV)およびエボラウイルスを研究対象として、イメージングや数理モデルなどの⼿法・技術を取り入れることで、ウイルス感染の分子メカニズムを解明することに成功した。
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