公益財団法人テルモ生命科学振興財団

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中高生と“いのちの不思議”を考える─生命科学DOKIDOKI研究室

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中高校生が第一線の研究者を訪問
「これから研究の話をしよう」

第11回
永遠に命をつなぐ生殖細胞の不思議を探る

序章 自己紹介

甲斐
こんにちは。まず、皆さんの自己紹介をお願いします。
足立
2年の足立凛(あだちりん)です。私は、目に見えないところ、特に体の中で何が起こっているのかに興味があります。学校では、下水処理場で排出される活性汚泥の利用ついて研究していますが、なかなかうまくいかない状況なので、どのように進めていったらいいのか、先生のお話を聞いて参考にしたいと思います。よろしくお願いします。
田口
2年の田口陽葉(たぐちひよ)です。私の課題研究は、シンガポールの高校と共同で行っている、プランクトンを用いた地球温暖化対策です。小さいときから動物がすごく好きで、乗馬を習っていたこともあって、特に犬と馬に興味があります。今日の内容をきちんと理解できるかあまり自信がないのですが、精いっぱい頑張ろうと思っています。
松尾
2年の松尾碧大(まつおあおと)です。ぼくは化学に興味があって、化学の現象がどのように生命の機能に関わっているかを知りたいと考えています。また、学校の課題研究で水の物性に関する研究をやっているので、研究者としてのお話を聞けることも楽しみにしています。よろしくお願いします。
竹村
同じく2年の竹村舞織(たけむらまお)です。生き物の仕組みなどを論理的に知ることができるので、生物がすごく好きです。今日は生殖細胞など、いろいろな話を研究者の視点からお聞きし、将来に役立てられたらいいなと思っています。私が取り組んでいる課題研究は、目の錯覚である錯視において、補色関係にある色彩を私たちがどのようにとらえているかを数値化して可視化することで比較しようというもの。今日は先生がなぜ研究者になったのか、生殖細胞に興味を持ったのはなぜかをうかがいたいと思います。よろしくお願いします。
甲斐
皆さん、ありがとうございました。今日は、遺伝学やショウジョウバエの生殖細胞について簡単に紹介したあと、実験室でショウジョウバエの卵巣を解剖して、卵の発生の様子を顕微鏡で観察します。最後に、研究者になるにはどうしたらいいのか、研究者のキャリアパスなどについてお話します。

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