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中高生と“いのちの不思議”を考える─生命科学DOKIDOKI研究室

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生命の時計の謎を魚の「発生休眠」現象から解き明かす 理化学研究所 生命機能科学研究センター 時間発生生物学 理研ECL研究チーム チームリーダー 荻沼政之

受精してからだが形成され生まれてくるまでの胚発生の時間は、動物の種ごとに違う。ゼブラフィッシュでは3日、ニワトリでは21日、人間では約10か月かかる。この胚発生のスケジュールはどのようにコントロールされているのだろう? こうした生命の「時の設計図」の謎を、魚の休眠現象から解き明かそうとしているのが、理化学研究所の荻沼先生だ。子供のころから"マッド・サイエンティスト"にあこがれていたと語る荻沼先生が、どのように現在のテーマにたどり着いたのか、その道のりをうかがった。

profile

荻沼 政之(おぎぬま・まさゆき)
神奈川県生まれ。1999年東京理科大学理工学部応用生物学科入学。2003年同大学大学院理工学研究科応用生物学専攻入学。08年総合研究大学院大学 生命科学研究科遺伝学専攻修了。博士(理学)。同年国立遺伝学研究所相賀研究室でポスドク(博士研究員)、09年フランス国立科学研究センター、15年よりハーバード大学医学部でのポスドクを経て、18年群馬大学生体調節研究所 石谷研究室で助教。20年大阪大学微生物病研究所助教を経て、2024年より現職。専門は発生生物学。「発生休眠」に着目し、発生の時間制御のしくみを調べることから、生命の「時の設計図」の解明をめざしている。オフタイムの楽しみは映画や温泉、そしておいしいお酒。

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