中高校生が第一線の研究者を訪問
「これから研究の話をしよう」
第15回
汗や尿で発電!
ウェアラブルバイオ燃料電池が切り拓く未来
東京理科大学理工学部
先端化学科 准教授
四反田功先生
千葉県立
柏高等学校
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今田 航輝
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芝山 幸樹
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上原 航太
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甲田 文哉
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小林 美緒
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山野 綾心
汗や尿をエネルギー源として健康管理や介護、緊急時の電源、環境モニタリングなどさまざまな用途に活用する未来がやってくる!? そんなユニークな研究に取り組んでいるのが東京理科大学理工学部先端化学科の四反田功先生です。今回は酵素を用いたバイオセンサーとバイオ燃料電池の仕組みや現状、将来の活用方法についてレクチャーしていただきました。講義後は研究現場を訪ねるラボツアーや施設見学も。このプログラムに参加したのは、千葉県立柏高等学校理数科2年生の皆さんです。
(取材日:2022年7月25日)
INDEX
*本記事で掲載されている図版類は当日の講義で使用されたもので、一部を除き四反田功先生から提供を受けました。
PROFILE
東京理科大学理工学部先端化学科 准教授
四反田 功(したんだ いさお)
2001年、東京理科大学理工学部工業化学科卒業。06年、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程終了。博士(工学)。東京理科大では物理化学や分析化学に取り組み、大学院でバイオセンサーに出合ってからはバイオ燃料電池もテーマに。バイオ燃料電池の研究が盛んなカリフォルニア大学サンディエゴ校でも研究に従事した。東京理科大学理工学部講師を経て、20年より現職。
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