中高校生が第一線の研究者を訪問
「これから研究の話をしよう」

第24回
視覚と聴覚で探る鳥類のコミュニケーション
北海道大学大学院理学研究院 教授
相馬雅代先生
相馬研究室
岡沙和香さん
牧岡洋晴さん
市立札幌旭丘
高等学校
-
柴沼巧樹
(高校1年) -
岡田全
(高校2年) -
里見隆樹
(高校1年) -
鈴木成来
(高校1年) -
桝澤裕義
(高校1年)
鳥の求愛行動やコミュニケーションについて、動物行動学の立場からさまざまな研究成果を発表してきた相馬雅代先生。オスとメスは互いにどうアピールしているのか? どのようにしてつがいになるのか? 人間の心理や行動を考える上でも興味深いところです。今回は、研究の基礎的なお話について「ウグイスの鳴き声」を例に相馬先生から伺いました。そして、具体的な研究内容について「ブンチョウ」を例に、相馬研究室に在籍する岡沙和香さんと牧岡洋晴さんから伺いました。相馬先生、そして若き研究者と高校生の間でのフランクなやり取りが印象的な2時間でした。
(取材日:2025年6月29日)
INDEX
*本記事で使用している図版類は一部を除き、相馬研究室に提供していただきました。
PROFILE

北海道大学大学院理学研究院 教授
相馬 雅代(そうま・まさよ)
2007年、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系生命・認知科学コース博士課程修了。 博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(PD:総合研究大学院大学 葉山高等研究センター)、北海道大学 理学(系)研究科(研究院) 准教授を経て、24年4月より現職。 学術会議連携会員(行動生物学分科会幹事、若手アカデミー会員)。